いよいよ5月になり、
色彩豊かな花々や新緑の美しい季節となってきました。
ゴールデンウィークも終わり、
鮮やかな桃色の花桃があちらこちらで咲いています。
春の過ごしやすいポカポカ陽気で暖かい日中はBBQも良いですね!
BBQの美味しいお肉や魚介類と一緒に自然派ワインはいかがでしょうか?
当店に並ぶワインの中で
長野県産ワインが幾つかございます。
その中でも、ワインボトルに赤いラベルが貼られたものがあり、
[ 長野県原産地呼称管理委員会 ・認定・ ]
と書かれています。
この、長野県原産地呼称管理委員会とは??
今日は、この赤いラベルの意味についてご紹介します!
長野県原産地呼称管理制度
NAGANO WINE全体の品質向上に一役買っているのが、長野県原産地呼称管理制度です。
香り、味、色など消費者の目線も取り入れ、
「栽培方法」「生産方法」「味覚」の観点から厳しい審査を実施しています。
この制度は、全国でトップクラスの生産量を誇る長野県産農産物の品質の良さをブランドとして
この制度は、全国でトップクラスの生産量を誇る長野県産農産物の品質の良さをブランドとして
アピールするため、2002年にスタート。
これまでにワインをはじめ日本酒、米、焼酎、シードルなどが認定され、
認定品にはマークが表示されています。
この制度の会長は、農業文化に詳しく生活者の立場から発言を続けている
長野県在住のエッセイスト・玉村豊男さん。
ワインの味覚を審査する官能審査委員長には、
著名なソムリエの田崎真也さん(国際ソムリエ協会会長)らを迎えて、
色調、香り、味、バランスの4項目について官能審査を実施。
厳しい審査を通過したワインだけに「長野県原産地呼称管理制度認定ワイン(N.A.C.ワイン)」
と名乗ることが許されています。
2013年2月に行われた第20回官能審査会では、
2013年2月に行われた第20回官能審査会では、
53銘柄のワインが認定され、
その中で特に優れているとされた「審査員奨励ワイン」には4銘柄が認定されました。
ワインの主な認定基準(抜粋)
下記の厳しい基準をクリアしたワインのみ認定されます。- 原料は長野県内産ぶどうのみ。
- ぶどうの品種ごとに設けた糖度の基準をクリアすること。
- ワイン醸造のすべての過程が長野県内で行われ、長野県から課税出荷されること。
- ヴィンテージを厳格に運用し、醸造年の異なるワインのブレンドは認めない。
- 酸やアルコールの添加は認めない。
- 使用できる添加物は定められた量の酸化防止剤のみ。
- 認定対象とする最低数量は、720ml瓶で600本以上(貴腐ワインについては300本以上)。
- 色調、香り、味、バランス(官能審査)。
認定ワインのラベル記載内容
認定ワインのラベルには必ず下記の内容を記載しないといけません。一定の条件を設けることで、買う側に分かりやすくワインの理解を高めてもらうことができます。
- ぶどう原産地:長野県
- ぶどう品種:使用割合の多い順にぶどう品種を表示
- 収穫年:ワイン醸造のためにぶどうを収穫した年を表示
- 醸造地:県名および市町村名
- 添加物:酸化防止剤を使用した場合は表示
- 特殊な製法:使用した場合は表示(氷結製法、ジュースリザーブ)
このようなこだわりのある美味しいワインの印に
長野県原産地呼称管理委員会 ・認定・
のシールが貼られていたのですね。
お値段もお手頃なのが嬉しいです。
BBQだけではなく、
日常の美味しいお料理のお供にいかがでしょうか。
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