2017年12月23日土曜日



もうすぐクリスマスですね。
おいしいお料理にワインはいかかがでしょうか?(^^)




前回に続き、
本日もお声を掲載させて頂きます。



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今年のボジョレーヌーボーを飲みましたが、

とても飲みやすくて美味しかったです。

サッパリした味が好きなので、とても私に合いました。

たこ焼きパーティーで、たこ焼きやチーズと共に頂きましたが、この様なカジュアルな感じでも とても合いました。

気楽に飲める素敵なワインです。



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こちらのお客様にが飲まれたのは



【マルセル ラピエール   ボジョレー ヌーボー】



です。









フランス自然派ワインの父、マルセル ラピエール。
彼は、「自然派」と呼ばれるワインの礎を築いた人物であり、ボジョレーをはじめフランス各地で、彼の影響を受けた自然派ワイン生産者が活躍しています。
その偉大なる父は2010年の秋に突然この世を去りました。彼の早すぎる死を惜しむ声は、フランス国内にとどまらず世界中に広がり、彼を慕う多くの人々が葬儀に参列したと言います。
ヌーヴォーに代表される庶民的ワインの代表でもあるボジョレーは、早飲みでフレッシュさが特徴とされ、一般的に品質を語る物ではありませんでした。
しかしラピエールのボジョレーは、そのピュアな味わいと、繊細かつ濃密で、しかも熟成する事でより一層の魅力を増す、常識を遥かに越えるものであり、新しいボジョレーの世界を切り開きました。
名実ともにボジョレーのワインを代表し、自然派ワインをも代表するマルセル ラピエールのワイン。彼のワインを飲んで、真に美味しいボジョレーの存在を知り、自然派ワインの意義と、本当の素晴らしさを初めて感じたという人が日本にも多くいるというのも頷けます。
それだけの魅力と実力を持った生産者であった事は、言うまでもありません。
その偉大なる父の後を継ぎ、モルゴンの地、ひいてはボジョレーの地に深く根ざしたラピエール家のワイン造りを一手に担うようになったのは、マルセルの長男マチュー ラピエールです。
2005年からドメーヌで栽培・醸造を担い、マルセルとともに偉大なヴィンテージも最悪なヴィンテージも経験したマチューは、周囲の心配をよそにラピエールのワインを大幅に進化させました。
そのスタイルは「自然派ワインの原点」と呼ぶにふさわしい純粋で緻密な味わいで、古くからラピエールのワインを知る人曰く、1990年代初期のマルセル ラピエールのワインのようだとか。
このマルセルからマチュー、マルセルの甥のフィリップ パカレなどに連なる自然派ワイン生産者の系譜を辿ると、
ラピエールやパカレの師匠には、故ジュール ショヴェという学者がいます。ショヴェ氏が造っていたボジョレーは、彼らにとっても記憶に残る最上のワインであったそうです。
しかしその味をただ真似るのではなく、彼ら自身の哲学によって最高のボジョレー、すなわちその土地の個性を表現する素晴らしい味わいに仕上がった時、かつてのショヴェ氏のボジョレーをふと思い起こさせる事があると言います。
これが恐らく、彼らにとっての原点となる、本物のボジョレーなのかも知れません。
ラピエールは、その村や畑ごとの酵母にこだわります。ワインに本当の個性やテロワールを映し出すには、とても大事なものだからです。その為に畑では出来る限り自然な農業を行い、自然環境やその中にいる微生物を大事にしています。その自然酵母によって健全なブドウを発酵させる事で、人々の心を動かすほどの素晴らしいワインが生まれるのです。

栽培・醸造において

栽培においては、その土地の個性を十分にいかす為に、化学肥料や除草剤、殺虫剤などを用いません。
健全で質の高いブドウを得る為に1981年からビオロジックによる栽培を行っており、収穫においては完全な手作業を実践しています。
この事は、安価で大量生産型のワインが当たり前となってしまったボジョレーにおいては、割の合わない手間のかかる作業と言えます。しかし、ドメーヌの哲学、想いを表現するためには無くてはならない重要なプロセスです。
収穫されたブドウは、印象的な天井画が描かれた醸造所に運ばれ、果皮などに付着する自然酵母の働きによって発酵させます。セミ マセラシオンカルボニックを採用し、じっくりと時間をかけて果汁がワインとなっていくのを見守ります。
その後、カジュアルクラスのレザン ゴーロワ以外のワインは古樽に移され澱(おり)とともに熟成を行います。
瓶詰めは原則ノンフィルタで行われ、顧客の要望に合わせて若干の亜硫酸を添加したり、添加しないといった形で対応します。

《(株)野村ユニソン ワインセレクションより一部抜粋》

自然派ワインの父!!
この方がいなかったら今の自然派ワインは無いかもしれません!!
その土地や畑ごとの酵母にこだわり、その土地の個性を表現する素晴らしい味わいを作り出すことを原点とし、
畑では出来る限り自然な農業を行い 自然環境やその中にいる微生物を大切にしているというところ、
本当に素晴らしいです!!!
人々の心を動かすほどの素晴らしいワインになるのも頷けます!!
手作業での収穫、ゆっくり時間をかけた発酵と熟成。手間暇を惜しまない姿勢はドメーヌの哲学や想いから故の丁寧さ。
是非是非、今年の素晴らしいボジョレーヌーボー、飲んでみて下さいませ!!

2017年12月17日日曜日





今年もボジョレーヌーボー入荷しております。


多くのワインが出回っておりますが、
当店では、自然派ワインを取り扱っております。



自然派ワインとは、
ブドウの栽培が有機であることに加えて、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど、
人工的にコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的にナチュラルワイン、自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。





今日は当店のワインを飲まれたお客様の声を掲載してみたいと思います。

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茅野市 U様

冷たく冷やして魚介類の料理と合わせて飲むととても美味しいと聞いた白ワイン、
本当に魚介類に合いとても美味しかったです。
飲み口は軽いのですが酸味とシュワっとした感覚があり、後から旨味のコクが味わえました。親しい友人や大好きな人と楽しく食事しながら飲みたくなるワインだと思いました。




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今回お客様が飲まれたのは

圧搾(プレス)をかなり時間をかけて行うことで、果皮などから香りや旨味を抽出し、アロマティックなワインと仕上げた
【マルク ペノ   ラ デジレ】
です。

ボジョレーヌーボーを飲まれたお客様からもお声を頂いておりますが、
そちらは次回掲載させて頂きます。



今日は【マルク ペノ ラ デジレ】について
とっても情熱的で素敵なワインなので御紹介したいと思います!!!


ロワール河の下流、ナントの街の周辺にはミュスカデの生産地域が広がります。
この地で、底なしの情熱でワイン造りにあたるのがマルク ペノその人です。
美味しいワイン造りこそが自分の夢と語るペノ氏は、時間も手間も惜しむことなく、全てをワイン造りに費やしています。
採算度外視でワイン造りにあたるという、そのあまりの情熱のためか、マルク ペノ氏は2007年12月に大変困難な状況に直面します。財務上の理由からドメーヌの運営継続が困難になったのです。
全てのワインが出荷停止となり、ワイン造りを続けられるかも定かでない状況にありながら、ペノ氏はあくまで畑に出続けました。曇らない笑顔のまま毎日畑に出ては、収穫できるかもわからない、ワイン造りをできるかもわからない、そんなブドウの世話を続けたのです。
日本にもファンの多いマルク ペノのワインをこのまま失ってしまうのは、あまりにも残念でならないと考えた当社と現地フランスのパートナー、エノコネクション社は、ペノ氏の所有するワイナリー「ドメーヌ ド ラ セネシャリエール」の経営を引き継ぐことを決め、2008年8月には全ての登録・認可を終了し、正式に再スタートを切ることとなりました。
懸案だった問題も解決し、マルク ペノ氏は、よりいっそうの情熱をもってブドウの栽培やワイン造りにあたっています。
現在ドメーヌでは15ha以上の畑を管理しており、その栽培と醸造をマルク ペノ氏が担っています。
12月から4月までの期間にほぼ休みなく続く剪定作業などその作業は膨大ですが、ワイン造りにかける意欲は損なわれることはなく、品質向上のための改善を日々積み重ねています。
収穫の際には全て手摘みによって行い、痛んだ果実を排除して腐敗果の混入を防ぎます。
この地域では考えられない程、収穫量は低く抑えられており、結果として他には見られないような果実味が溢れたムロン ド ブルゴーニュやグロプランとなります。「収穫量を抑える」と一口に言ってもムロン ド ブルゴーニュやグロプランという品種では非常に深刻な問題に直面します。
それは、この種のワインは安価なものがほとんどで、量を減らして美味しいワインを造るよりも生産量を増やして販売量を増やしたほうが経済的には有利であるということです。
つまり収穫量を2/3や1/2まで減らしてもムロン ド ブルゴーニュやグロプランといったワインを通常の2倍、3倍の価格で販売する事は難しいということです。それでもなお品質追求をするマルク ペノ、まさに情熱のなせる業です。
醸造に関しても、マルク ペノならではのアイデアで彼独自のワインを生み出しています。そのひとつが、香りの弱いムロン ド ブルゴーニュやフォル ブランシュを12時間かけてじっくりプレスすることによって果汁と果皮の接触時間をとり、香りや旨味を引き出す手法を採用しています。
いわゆるマセラシオン(醸し)と同様のアプローチで、もともとは赤ワインの醸造におけるマセラシオン カルボニック法と同様のもので、ボジョレーのマルセル ラピエールの考えから着想を得たと言います。
また「ニュタージュ」と名付けられたワインでは、12時間のプレスの前に15時間ほどマセラシオンを行い爽快ながらもより深みのある風味を引き出す手法も採用しています。この「Nuitage = ニュイタージュ」は、フランス語で「夜」を意味する「Nuits = ニュイ」に発酵させることにかけています。
発酵中は酵母が生み出す二酸化炭素の働きによって酸化を防ぎ、酸化防止剤となる亜硫酸の添加は、瓶詰めの際に極少量にとどめています。またペノ氏はコルクの品質にも細心の注意を払い、複数の生産者と共同でコルクを購入し、そのコルクをロットごとに化学的な検査に出しています。その検査結果をみてブショネのリスクが少ないもののみを使用しています。

《(株)野村ユニソン ワインセレクションより一部抜粋》

採算度外視でのワイン作りや、ぶどうを全て手摘み、一つ一つ選別し腐敗果を除去、醸してからの12時間もかけてのゆっくりとしたプレス、亜硫酸の添加やコルクを化学的検査に出して極力カビが生えるリスクを減らしたりと
品質にも美味しさにも安全性にも、とてもこだわっているワインです。

こんな情熱的で素敵なワイン、飲みたくなりませんか??
冷たく冷やして魚介類の美味しいお料理と一緒にどうぞ!!
カルパッチョやアクアパッツァと よく合いますよ。

是非、一度ワインを見に御来店下さいませ。




本年は31日まで営業します。
1月は1日〜3日まで お休みとさせて頂きます。





2017年12月2日土曜日






当店が
蓼科高原の清々しい自然を舞台とする
「チェルトの森」
Webマガジン『蓼科生活』にて掲載されました。

掲載はこちら

ぜひご覧ください。